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【急性感染発作】

 鉱石病が急激に進行した場合、鉱石病の症状が強く現れます。
 一度に侵食度が5以上上昇した場合、急性感染発作を起こし、1D3のHPダメージを受けます。このダメージによってHPが0以下になった場合、または3ポイントのHPダメージを受けた場合、追加で侵食度が1D4上昇します。このダメージによる気絶判定は発生しません。

 急性感染発作を起こしたときには、〈鉱石病〉の項目の表にあるような「感染部位が痛む、幻覚を見る」などの描写(特に現在の侵食段階より高いもの)を一時的に発症させるロールプレイをしてみるといいでしょう。
 引き起こす症状のテーブルを作ってダイスロールで症状の内容を決めてみるのも、セッションを盛り上げるいい方法になるかもしれません。技能判定へのペナルティを伴う症状を作ってみるのもいいかもしれませんが、侵食段階によるペナルティもあるため、技能判定が複雑になるでしょう。

 鉱石病は誰に対しても平等に悲劇を演出します。そしてそれは想像を遥かに超えて、深刻に身体を蝕むのです。

発作表の例

出目症状描写例
1軽い痛み、倦怠感体の節々が重く、ダルさを感じる。結晶の生えた箇所がズキズキと鈍く痛む。
2発熱、悪寒全身が震えるような寒気に襲われる。顔が赤くなり、息が熱くなるのを感じる。
3呼吸困難、咳息が詰まるような感覚に襲われ、激しく咳込む。胸がヒューヒューと鳴る。
4局所的な激痛結晶の生えた箇所に激しい痛みが走る。見ると結晶が光っているように見え、熱を持っているようだ。
5震え、めまい手足が震え、立っているのが難しいほどのめまいに襲われる。視界がぼやけ、周囲がかすんで見える。
6全身の痛み、脱力感体中が焼けるように激しく痛む。体が鉛のように重く感じ、倒れ込んでしまいそうだ。