アークナイツの世界観・用語
アークナイツは、世界中の様々な歴史上の出来事、神話、伝承などをモチーフに、それらやオリジナルの要素を組み合わせた、独特で深い世界観を描いています。
また、多くの種族・陣営が登場します。この追加ルール内ですべてを説明することはできませんが、興味があれば公式の世界観説明動画などを見てみるのもオススメです。
公式の動画
テラ Terra
アークナイツの舞台になっている、星、大陸の名前です。
先民 Ancients
エーシェンツ。テラの大地に暮らす人類です。地球人類と同等の知性・文化を持っていますが、犬や猫、鰐や鳥など、様々な動物の特徴を持ったそれぞれの種族が存在します。
地球人類と比較し、非常に高い身体能力を持ちます。
先民の他にも、ペガサスや九尾などの特徴を持った神民や、悪魔や天使の特徴を持つ種族など、様々な人類が存在しています。
源石 Originium
オリジニウム。テラに普遍的に存在する鉱物で、黒く半透明な結晶体です。
テラにおけるエネルギー源であり、天災や鉱石病を引き起こす原因でもあります。テラには石炭や石油、爆薬(無煙火薬)がありません。それらの役割はすべて源石が担っています。
天災 Catastrophe
源石が引き起こす天災には、活性源石の粉塵を撒き散らす天災嵐や、地震、地割れ、果てには隕石といったものまであります。
容易に都市を破壊しうる天災に対応するため、テラの人々は移動都市というシステムを生み出しました。巨大な都市を移動させるために用いている動力は、もちろん源石です。
鉱石病 Oripathy
オリパシー。活性源石が人体に入ることで罹る病気です。身体が徐々に源石に置き換わっていき、最終的にすべての体組織が源石となる恐ろしい病です。
鉱石病は人から人へ感染るだけでなく、致死率100%の不治の病です。鉱石病に罹患した人は感染者と呼ばれ、多くの国で隔離や駆逐の対象となっています。
ロドス Rhodes
ロドス・アイランド製薬。通称ロドスと呼ばれる、アークナイツの主人公たちが所属する、鉱石病の研究において最先端の製薬会社です。――というのは表向きの話であり、実態は感染者に関わる様々な問題の解決を目指す専門組織です。
多くの感染者が所属しており、医療はもちろん、紛争解決のための戦闘員も数多く存在します。各国に駐在員という形で派遣されているメンバーもおり、その中には国家の要人なども含まれます。
ロドス・アイランドはロドスが所有する小さな移動都市の名前でもあり、この本艦を中心に、テラの各地に事務所を展開しています。
テラ歴1031年に発足したバベルという組織を前身としていますが、ロドスとなったのは1094年であり、テラの歴史の中では新参者で知名度はそれほど高くありません(ゲーム原作の第1部は1096~1097年の出来事を描いています)。
テラにおける銃器
テラにおいて、銃器の普及は非常に限定的です。キャラクター作成においては、以下のような制約を設けるといいでしょう。
- 種族が「サンクタ」または所属が「ラテラーノ」のキャラクター
- 拳銃はもちろん、ライフルやマシンガン、バズーカなどの銃火器を扱える
- 所属が「ロドス」または「BSW」のキャラクター
- 厳しい訓練を経て、拳銃などの小型火器を扱える
- 所属が「イベリア」かつ職業が「審問官」のキャラクター
- 厳しい訓練を経て、ハンドキャノンを扱える
- 上記以外のキャラクター
- 基本的に火器を扱うことができない
これは以下のような複合的要因によるものだと考えられます(多くは非公式の考察です)。
- エーシェンツの身体能力が地球人類と比較して非常に高く、弓やクロスボウといった非火器でも十分な威力を発揮できる
- 魔法に近い技術「アーツ」の存在により、他の遠距離攻撃手段の必要性が薄い
- 源石文化の特異性により、爆薬の研究が進んでいない
- サンクタの宗教国家「ラテラーノ」にいる超常的存在が関係するなんらかの制約によって、爆薬の研究や精製ができない
なお、銃器は普及していませんが、大砲や爆薬などは源石を利用した技術として一般的に知られています。