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侵食段階末期の処理

 侵食段階末期では、感染者はほとんど源石と同化し、侵食も加速度的に進んでいきます。
 1時間ごとを目安に【源石侵食判定】が発生し、鉱石病の終わりに至ります。

 時間経過での【源石侵食判定】の危険度は8、上昇値は1D10となります。ほとんどの場合、短時間で源石粉塵となってしまうでしょう。

注記

鉱石病による死の描写

 感染者はどのような最期を迎えるのか? ネタバレになるため見えなくしておきますが、『エピソード「オペレーション オリジニウムダスト」OD-6戦闘後ストーリー』(←文字選択で原作ゲームのエピソード名が見えるかも)で描写されているため引用します。シナリオやセッションでの描写の参考にしてみてください。

 暗い部屋の中、死者の傷口からきらめく粉塵が噴き出し、狭い空間に飛散していく。それに続いて光が暗闇を突き破った。
 幻想的な輝きが作り出す鮮やかな光景。光の中、源石の粉塵はまず空中に漂い、その後ゆっくりと落ちていく。
 一人の感染者が、生まれ育った大地に還っていった。

 このシーンの直前では、鉱石病の蔓延を防ぐために、遺体を密閉できる部屋に運び、窓や扉、通気口、あらゆる隙間を塞いでいる様子が描写されています。感染者の遺体は、危険な感染源なのです。

 感染者はほとんどの地域・時代で迫害され続けてきました。鉱石病の絶望的なまでの危険性が誰にでもわかる形で現れてしまうことは、間違いなくその一因になっています。